即興で…
ハンドサインで…
楽譜が無い…
それで演奏ができるの〜?
先日『題名のない音楽会』を久しぶりに見ました
以前はオーケストラの演奏が主でした
今は新しい音楽なども取り入れられてるみたいです!
【全く楽譜がない!
手の合図だけで演奏する音楽会】
シシド・カフカさんが主宰するel tempo
シシド・カフカさんの私はドラマーでもありモデルというイメージですが幅広く活躍されてます
私がいちばん目を引いたのは↑↑↑のMVです
今回の『題名のない音楽会』でのシシド・カフカさん主宰のel tempoの演奏。
既に皆さんご覧になってる方も多いと思います
(↑↑↑押下すると演奏を聞くこともできます!)
私はパラリンピック閉会式を見ていないので
『el tempo』さえ知らないでした
* * *
普通オーケストラは譜面がありその楽譜にはスラーがあったりdolceなど演奏方法の記載もあり指揮者も譜面を見ながら指揮します
『el tempo』の演奏は【即興】全てはシシド・カフカさんのハンドサインで演奏が始まり、演奏者を決めるサインでソロ演奏だったり、みんなで演奏など決まります!
アルゼンチンを代表する打楽器ほか多様な楽器の演奏者、作曲家、指揮者、文化イベントの仕掛け人だそうです!
そしてなんと〜
私と生年月日が全く同じです(^^)もちろん年齢も(°o° )!!
驚きです
でも私は打楽器は演奏したことがありません
ちなみにピアノも鍵盤打楽器ともいわれますがピアノはフェルトの付いたハンマーで叩いて音を出します…だから直接演奏となると違うかなぁと思います
ドラムを学校の授業で習いましたが…
すごく難しいでした!ドラムの譜面を楽器に打ち込んで演奏したことはあります
少し脱線しましたが本題に戻します
シシド・カフカさんは『サンティアゴ・バスケス』さんに師事するため、アルゼンチン(ブエノスアイレス)に2か月留学してこの『ハンドサイン』を勉強されたそうです!
ちなみにアルゼンチンには『ハンドサインを教える学校もあります
『ハンドサイン』は120〜130種類あるそうですが
それを覚えて即興で演奏するのは至難の業だと私は思います
それでは『シシド・カフカ』さん主宰する『el tempo』の演奏を聞いてみてください
2年前のBLUE NOTE TOKYOでの演奏です
パラリンピックの時とは違いJAZZ要素があり心地よくしっとりした演奏です
これが100種類以上もの『ハンドサイン』を出しながら即興演奏でリズムを奏でてるなんてびっくりです
楽譜がどこかにあるのでは?と思ってしまうぐらいの演奏です(°∀° )
簡単なハンドサインは
①指を4の形で両手立てる
〜題名のない音楽会HPより〜
楽譜だと1指が16部音符【タカタカ タカタカ】と演奏(フィンガーリーディング)
②演奏者を決めるサイン(ソロ)…ダイレクトに指を指す
エリアを示す時…そのエリアの端と端の人の目を見る(アイコンタクト)
全員だと手を大きく回す
とても難しい^^;
③音楽的の表現を指示するハンドサインを出す
④バックグランドは基礎となるリズムを提示
⑤ハイパス/ホーカスフィルター…音域のハンドサインの提示は手を上へ高くあげると高音、下に下げると低音
⑥ソロ演奏の指示…“1人で惹きつける演奏を”ということでマリリン・モンローの曲線を表したサイン…表現としてはわかりやすいかと思いました(*'ー'*)
⑦スタッカートやリズムフレーズの指示
⑧OKの親指と人差し指を丸くする…止まるというハンドサイン
この全てに細かいハンドサインがある
楽譜の一切ない即興演奏
例えば人は感情があるので、その人それぞれの個性で喜怒哀楽を表現する感じ方も違う。
楽譜にdolceと記載がないこの即興演奏だと奏者の個性が溢れるほど表に出てくるので、ハンドサインの指示を出す指揮者自身も演奏しながら『えっ!!』なんて驚きもありそう…(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°
それでは最後に
シシド・カフカさん主宰のel tempo演奏
ハンドサインを見ながら演奏に耳を傾けると面白いと思います
〜1年前BLUE NOTE TOKYO〜
演奏の中にわかりやすくいうとドラゴンボールの『ハメハメハー』のポーズのようなハンドサインがあります。それは上記⑤です
後半11:50ぐらいからピアノが入ります
また雰囲気が変わります
『コールアンドレスポンス』のサインに舞台と客席が一体になった演奏も面白いです
即興演奏なのでもちろん楽譜もありません
フィンガーリーディングなんて指の数を瞬時に確認し音として表現が必要です
聴く側の私たちにとっては従来の音楽と違い、楽しい空間を感じることが出来ると思います
テレビの内容を走り書きしたものを今回まとめました
走り書きしたのに分からないものは調べました( ̄▽ ̄;)
軽い感じで外の暑さを忘れることが出来る音楽だと思います
ぜひ聴いてみてくださいね(*^^*)
それではまた…