miu-ohitorisama’s blog🌱𓂃 𓈒𓏸

おひとりさまとみゅう🐈♡の日常

歴史ある建物で過ごす休日

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随分と時間が経ってしまいましたが

3月の初めにおひとり様プチ日帰り旅行の続編を今日は描こうと思います

↓↓↓川下りについては下記ブログにて…

miu-ohitorisama.hatenablog.com

1時間の川下りの後、『御花下船場』にて下船しました

そして隣接する【柳川藩主立花邸 御花】

『立花家史料館』へ

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400年以上に渡って受け継がれてきた、大名道具約5000点が収蔵されている


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縮緬地御殿、枝折戸、御所車模様打掛と黒ビロード地竹に牡丹蝶文掛下帯

私がとても気に入り素晴らしいと思ったこの2点。

打掛けは、よく見ると細かい刺繍、資料を見ると鹿の子絞りを模した技法など江戸時代後期の武家の女性の帯をしめた上から羽織ってた打掛けらしいです。これだけの技術を詰め込んだ打掛け…重たいだろうなと思いつつも、和服好きの私は羽織ってみたいと思いました(^^)

掛下帯は打掛を羽織る際に、その下に着用する着付を結ぶ帯として用いられるそうです!

牡丹と蝶の刺繍が素晴らしくしばらく目を離すことが出来ませんでした✩.*˚


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合貝(あわせがい)と有職雛(ゆうそくびな)

どちらも江戸時代後期のもの

合貝は小さな雛人形の婚礼調度のひとつで、大名家の娘が嫁ぐ際は必ず合貝とそれぞれを収納する貝桶が用意されたそうです(お写真左上に少しだけ写ってます^^;)

必ず2枚1組に同じ笑顔描かれています!

有職雛…小さいのでよぉ〜く観ました

江戸時代後期京都で作られた雛人形らしいですが

とても素晴らしく上品。

ほんと小さいお雛様

有職雛とは…装束、髪型、化粧など御所に住む公家の風俗が正確に考証されています。このような人形を特に有職雛(ゆうそくびな)と呼ぶ。〜立花家史料館より〜』

有職雛が身につけている束帯や十二単も素晴らしいものです

贅沢に仕立てられた特注品だそうです。

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さげもん(吊るし雛)に欠かせない『柳川まり』

江戸時代旧柳川藩立花家につかえていた腰元たちの嗜みとして作られていたもので、七色の草木染め糸を用意た草木まりが原型である。〜Wikipediaより〜

近くに住んでいながら(特急で15分)全く知らず調べました!

今でもさげもん(吊るし雛)の毬は手作りだそうです。キレイです!

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↑↑柳川藩主立花邸御花のさげもん

柳川まりとは…

福岡県の柳川地方では、古くから女の子が生まれると初節句に子供の健やかな成長を願い、ひな段と一緒に色とりどりの「さげもん」を飾り、盛大に祝う風習がある。この「さげもん」は、縁起が良いとされている鶴をはじめ、うさぎ、ひよこ、這い人形などの布細工が吊るされていて、無病息災や良縁など、母親、祖母、親戚等の願いが込められている。色々なものが吊るされているが、装飾の数や列などが決まっている。その決まりとは、竹の輪に紅い布と白い布を巻き付け、飾り物7個を7列ずつ、中央に2個の柳川まりを吊るしている。なお、この合計51個の飾り小物は、人生50年と言われていた当時に1年でも長く生きられるようにとの願いが込められているそうだ。〜Shokuninより一部抜粋〜

次は【柳川藩主立花邸御花】

迎賓館として建てられた鹿鳴館様式の「西洋館」へ


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立派な蘇鉄が迎えてくれる歴史のある伯爵邸


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まず『西洋館トイレ』

チューリップ型のライトが可愛い!

そして『さげもん』以外はソファのみ

モノクロの家族写真撮ると良さそうです


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そしてYAMAHAのオルガン
足踏み式…でももしかすると前の白い丸いボタンを手前に引くと音が変わるのかなぁと思いましたが…ディアパソンとflute…変わりそうですね!

ディアパソンはグランドピアノの会社が浜松にあるから…グランドピアノの音かな〜

そしてフルート、フォルテ…フォルテピアノの事かなぁ(ベートーヴェンショパンの時代)フォルテピアノの音

いつの時代のオルガンか分からない

ディアパソンは終戦後出来た国内のピアノの会社

じ〜っと時間を忘れて見てしまいそうで

既にこの時でお昼すぎだったと思います

そして『御花』へ続く廊下

廊下を歩くとタイムスリップしてしまいそうでした

外は風は冷たいでしたがとても晴れていたので

この廊下は少しひんやりして気持ちいいでした(^^)


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そして『立花邸』最大の華やかな

さげもんと雛飾り

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そしていちばん好きな『100畳の大広間』

この大広間の縁側に座って大広間や庭園を眺めました

鳥のさえずりと…ここだけ時間が止まったように感じました


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↑↑↑動画で撮っていたものをスクショしています

今回のブログで実はいちばんご紹介したい

【大広間】と【国の名勝に指定された池庭「松濤園」】

↑↑↑動画はTwitterでご覧ください

清塚信也さんの『春よ来い』のピアノ曲を思い浮かべながら見てください(^^)

ohana.co.jp

すごく長いブログに…

最後の庭園で癒されてください

 

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可愛いさげもんのクッキー

ゆっくりお茶でも飲みたかったのですが…

この後老舗の鰻に…

 

またそのお話は後日に改めて…

それではまた…

『歴史ある建物で過ごす』おひとり様でした(^^)