miu-ohitorisama’s blog🌱𓂃 𓈒𓏸

おひとりさまとみゅう🐈♡の日常

私のGW〜本編② -1〜エミール・ガレ〜

f:id:miu-ohitorisama:20230617022655p:image

もう6月もあっという間に半ば過ぎ

空にはモコモコと入道雲?らしき夏雲が…

f:id:miu-ohitorisama:20230617023541j:image

〜6月15日昼過ぎの雲〜

右向きの猫?犬?にも見えませんか?

*   *   *

さて5月のことを今頃、ブログにするなんて…と思われる方もいらっしゃるのではないかと思いますが…

今日の【GW〜本編②〜】については、ガラス展の会期も2023年4月18日〜6月11日と長く、閉幕してから描こうと決めておりました

閉幕してして1週間、

アール・ヌーヴォーのガラス〜ガレとドームの自然賛歌について好きな作品のみ数点ご紹介しようかと思います

 

そもそも『アール・ヌーヴォー』って何?

簡単にいうと

f:id:miu-ohitorisama:20230617030316j:image

↑↑↑皆さんご存知のこのChampagneは花のペイントは有名ですね!エミール・ガレが日本の白いアネモネを描いた繊細なアラベスク模様がエナメルであしらわれている〜ペリエジュエHPより〜)

まさにこのペリエジュエのChampagneにあしらったアネモネの花、その技法がアール・ヌーヴォーといわれるものです

19世紀末から20世紀初めにかけてフランスを中心におこった【新しい芸術   アール・ヌーヴォー】このChampagneのアネモネの花のように、自然の造形に見出したモチーフを当時の素材や技術を用いて表現した作品

絵画、工芸、家具、建築などの分野で展開され

ガラス工芸の分野で牽引した人物こそ

エミール・ガレドーム兄弟です

それでは会場へどうぞ〜写真多めです〜

f:id:miu-ohitorisama:20230617031529j:image

アール・ヌーヴォーの世界が大好きな私は

ソワソワドキドキ…

全作品撮影OKでしたので手にはスマホを持ち入場しました

薄暗い会場の中に

f:id:miu-ohitorisama:20230617032101j:image

コアガラス脚杯(エジプト 前14世紀)

かなり小さなガラスの器

第一印象は、デザインや色から『土器?』と思ってしまいました

f:id:miu-ohitorisama:20230617033210j:image

小さいガラス作品

『まさかこのアール・ヌーヴォー展の作品は全部小さいのかなぁ?』

と思いました^^;


f:id:miu-ohitorisama:20230617033610j:image

f:id:miu-ohitorisama:20230617033613j:image

左)エナメル彩草花文盆

(右)エナメル彩草花文小器

(フランス  19世紀)

宝石を彫刻する技術をガラスに応用した

反射した影がとてもキレイで魅力的な作品

f:id:miu-ohitorisama:20230617035239j:image

カットガラスの輝きがダイヤモンドのよう

私がいちばん好きな作品

カットガラス脚杯 (イギリス  19世紀)

f:id:miu-ohitorisama:20230617035545j:image

エミール・ガレ

菊にカマキリ文月光色鉢

(フランス 1884-1889)

*今回の代表する作品

「菊にカマキリ文月光色鉢」(84~89年)はどこかユーモラスな表情のカマキリと繊細なタッチの菊が印象的な作品。月光色ガラスの表面には縦横の凹凸が畝(うね)のように施され、金彩による縁取りは日本の蒔絵(まきえ)を連想させる。〜アルトネより〜

エミール・ガレの作品は、野の花やトンボやカマキリなどの自然の造形をモチーフにした作品が多いなぁ(少しお写真続きます)


f:id:miu-ohitorisama:20230617041105j:image

f:id:miu-ohitorisama:20230617041108j:image

f:id:miu-ohitorisama:20230617043446j:image

f:id:miu-ohitorisama:20230617043442j:image

(右)イヌサフラン文耳付鉢
エミール・ガレ(フランス 1898年)

1889年パリ万博博覧会に3部門出品しガラス部門でグランプリ受賞


f:id:miu-ohitorisama:20230617044203j:image

f:id:miu-ohitorisama:20230617044206j:image

私の好きな作品 

表と裏側で全く表情が違う

裏はカトレアの死のような感じがする

表は華やかで鮮やか

裏は徐々に倒れていくような感じをさせる

蘭文八角扁壷(カトレア)

1900年パリ万博博覧会出品モデル

(フランス 1900年頃)


f:id:miu-ohitorisama:20230617045020j:image

f:id:miu-ohitorisama:20230617045023j:image

(右)花瓶 「アイリスのつぼみ」

(フランス   1900年頃)

植物がふんだんに使われている作品


f:id:miu-ohitorisama:20230617045446j:image

f:id:miu-ohitorisama:20230617045453j:image

f:id:miu-ohitorisama:20230617045449j:image

花と自然をモチーフにされている

(右)魚分高脚杯

(フランス  1895-1904)

ガレ 晩年の新たなテーマだそうです

右は魚の目と合うから怖い><՞ ՞


f:id:miu-ohitorisama:20230617050650j:image

f:id:miu-ohitorisama:20230617050653j:image

好きな作品です

蘭文双耳花瓶

(フランス  1900-1904)

被せガラスの技法でのカメオ彫り

貝殻を掘るカメオの彫り方

まさにそのままに見えましたがガラス。

『被せガラス』技法での作品

蘭の花の部分がカメオ彫りだと思われます

f:id:miu-ohitorisama:20230617052219j:image

エミール・ガレの工房


f:id:miu-ohitorisama:20230617052530j:image

f:id:miu-ohitorisama:20230617052533j:image

像分花瓶

(フランス  1927-1936)

力強い像

1頭ずつ表情が異なるような気がします

f:id:miu-ohitorisama:20230617053907j:image

カラー文花瓶 

(フランス  1925-1936)

カラーの花をダイナミックに表現している


f:id:miu-ohitorisama:20230617100419j:image

f:id:miu-ohitorisama:20230617100422j:image

↑↑↑エミール・ガレ伊万里焼への憧れをガラス製品としてあらわした作品

(左)羊歯文伊万里風縁飾り皿

(フランス  1900年パリ万博博覧会出品作 年紀expos1900)

(右)伊万里風縁飾蓋物

(フランス  1884-1889年)

f:id:miu-ohitorisama:20230617104330j:image

1967年欧州で大きなブームとなっていたのがジャポニスム(日本趣味)だった。植物を愛するガレにとって、自然をありのままに生き生きと描く日本美術には、強く心を動かされました。〜アルトネより〜

最後に

素晴らしい作品が多く時間を忘れて観覧してました

作品に花瓶とありますが

『花は挿せない』( ̄▽ ̄;)

と思いました

 

今回は写真多いです

私が気になった、好きな作品をブログにしました

次回は『ドーム兄弟』の作品について描きたいと思います

観覧してから時間が経ってるので

忘れてたりしてる事があり、調べながら描きました。あっという間に朝でした!

f:id:miu-ohitorisama:20230617112337j:image

エミール・ガレ〜アルトネより〜

 

miu-ohitorisama.hatenablog.com

miu-ohitorisama.hatenablog.com

 

 

 

それではまた…