【海の日】ということもあり
今回は少し昔話をしたいと思います
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小学生の頃、毎年この時期になると子供会で海水浴がありました
毎年7月の第4日曜日
バスを貸切で校区の人はほとんど行きます
祖母は煮しめや巻き寿司をたくさんお重に入れて持って行きました
海水浴用に祖母が毎年ワンピースを買ってくれます(^^)
海水浴なのにすごく小学生ながらオシャレして行ったのを覚えてます
毎年海水浴の日は7月の最後の日曜日とのことで
人が多かった事を覚えてます
到着後しばらくすると海に入ります!
実は私は海は好きですが
沖まで行ったりと怖くてできません
いつも(毎年)波打ち際で砂で遊んだり、波が来るところに座ってるだけでした
お昼は海水浴場の休憩するところでお弁当を広げ、祖母自慢の煮しめはご近所の人と物々交換してすぐ無くなりました^^;
みんなで食べるご飯は今も昔も変わらず美味しいですね♡
そして午後…
また波打ち際で遊んでたら
父が浮き輪ごと引っ張り海へ
どんどん、どんどん波に乗りながら沖へ^^;
沖に行くと並のうねりが大きくわかりその波に乗れると大丈夫ですが、頭から被ると鼻に水が入ったりと…
その度に父は『ケラケラ』笑ってました
どんどん沖へ
足がつかないところだと大きいうねりは尚更怖かったのを覚えてます
私の両親はスポーツ万能です
私はそんな両親から産まれたのに
全くスポーツはできず、通信簿はずっと『2』
( ̄▽ ̄;)
父はケラケラ笑いながら波打ち際でしか遊ばない私を連れ沖へ
それは毎年でした
度胸を付けるためだったのか未だに分かりません
そんな海で私を沖に連れてって『ケラケラ』
笑う父、82歳
怒ると怖いけど、普段は『ケラケラニコニコ』
農機具屋から頂いたキャップを被って軽トラで田んぼに行く父
最後に…
昨日実家に日帰りで帰りました
帰る時ぼぉ〜っと空を見てたら思い出しました
実家の入口からの空
スマホも圏外
田んぼと山、数件の小さな集落、耳を澄ますと山から流れてくる水の音
モノマネをする鳥
隣の家まで100m
そんな山奥の実家です
海水浴場には『人形岩』という観光スポットがあります。夕日がとてもキレイなところでもあります!
人形岩にはいくつかの伝説があります
そのひとつです↓↓↓
この岩は子供を抱えた母子の姿に見えることから、漁から帰らぬ夫の無事を祈り続けたまま息絶えた母子を不憫に思った海底の守り神が、岩の塊に変えてしまったという伝説が語り継がれています。〜こころより〜
悲しいおはなしですね
人形岩 は、新幹線からは見ることはできないです
オレンジ鉄道に乗ると夕方だと素晴らしい夕日と人形岩を見ることができます
父がいつもニコニコしてたのは、私たちに『日々ニコニコしなさい』とやって見せてたのかもしれません
母と仲が悪い私は
唯一の味方が父
今度は減塩のなにか料理を作って帰りたいと思います
それではまた…